センター試験対策であれ二次・私大対策であれ、英語学習の過程で「英単語を覚える」ことは欠かすことのできないステップです。
しかしながら、「英単語学習はつまらない」といったお悩みを抱えている受験生は少なくありません。

 

悩む女の子

 

【 センター試験英語に出題される「1,500単語」をいかに工夫して覚えるか 】

とある調査によれば、センター試験英語の過去10年分の出題に登場した英単語は、およそ2,500単語(派生語や時制等の変化形を同一とみなした場合)。
そのうち中学校で既習の1,000単語を除いても、習得すべきは約「1,500単語」にも上ることが明らかになっています。

 

なかなか大変な英単語学習も、工夫次第です。
例えば、単語の“意味”に注目して覚えてみると、英単語学習はスムーズに進むかもしれません。
具体的には、「通常とは異なる、意外な意味に注目しながら記憶していく」方法ではどうでしょうか?
何の意識もせず淡々と覚えていくよりも、「なるほど!」と実感しながら取り組む方が、後々まで記憶に残りやすいのではないかと思います。

 

勉強はかどる女の子

 

センター試験によく登場する、“実は意外な意味をもつ”英単語10選!

1.「book」

例えば、「book」の意味といえば、10人中9人が「本」と即答するでしょう。
ですが、実は「book」という英単語には「予約する」という動詞としての意味もあります。

遥か昔、「beech(ブナの皮)」に文字を記して束状にしていたことを語源として「book(紙を束ねたもの=本)」という単語が生まれました。
そこから派生して、“本(帳簿)に予約状況を書き留める行為”もまた「book(予約する)」という様になったそうです。
なかなか奥深い話だと思いませんか?

 
 

「book」同様、意外な意味を持つ英単語はいくつもあります。
ここでご紹介する単語は、一般的な意味と意外な意味、共にセンター試験英語の頻出英単語です。

ちょっと物知りになった気分で楽しみながら、通常の意味と併せて覚えていくと良いでしょう。

 

2.「address」

■ 一般的な意味・・・住所

■ 意外な意味 ・・・演説する、講演、あいさつの言葉
 
「言葉や関心を相手に対してまっすぐ向ける」というイメージから、「聴衆に対して語りかける→演説」「言葉を相手に向ける先→宛て先→住所」という意味が生まれました。

 

3.「fire」

■ 一般的な意味・・・火、炎

■ 意外な意味 ・・・クビにする(解雇する)
 
本来、一般的な意味として挙げた「火」の意味合いを持つ単語。
「火=火薬による発砲」と捉え、「解雇=銃弾の代わりに社員をこめて社外に発砲する」構図から、“You’re fired=アナタは会社外に発射される=アナタは解雇される”となります。

 

4.「capital」

■ 一般的な意味・・・首都、中心地

■ 意外な意味 ・・・資本
 
「cap(頭)=主要部分」から、「都市の頭→首都」、「中心部分の金→資本」に派生しています。

 

5.「move」

■ 一般的な意味・・・動く、移動する

■ 意外な意味 ・・・感動させる
 
「動く」の意味が転じて、「心を動かす=感動」の意味を持つようになりました。

 

6.「bear」

■ 一般的な意味・・・熊

■ 意外な意味 ・・・耐える
 

英語の「bear」は印欧語源の「bher(運ぶ)」が元になっており、この意味から派生して「携帯する、抱く、産む、我慢する」等を表す語として用いられるようになりました。

ちなみに、「熊」としての「bear」の語源は古ドイツ語の「beran(茶色)」であり、前者との関係性はありません。
関連付けて覚えにくい例ではありますが、頑張って両方の意味を把握しておきましょう。

 

7.「sentence」

■ 一般的な意味・・・文

■ 意外な意味 ・・・判決を宣告する
 

語源はラテン語の「sententia (思考法、意見)」であり、転じて「判決を宣告する」の意味となりました。
その後、「言葉で表わされた意味=文章」に発展したとみられています。

 

8.「last」

■ 一般的な意味・・・最後の

■ 意外な意味 ・・・続く
 
古英語の「lǣstan(成し遂げる、続行する)」を語源とし、「続く」の意味を持つ動詞として用いられるようになりました。
「最後の」の意は「late(遅い)の最上級=最も遅い=最後の」からきています。

 

9.「stand」

■ 一般的な意味・・・立つ

■ 意外な意味 ・・・耐える・我慢する
 
一般的な意味である「立つ」が転じて、「立っている、立ち上がる→立ち続ける→耐えている→我慢する」のイメージにつながっています。

 

10.「leave」

■ 一般的な意味・・・去る、残す

■ 意外な意味 ・・・休暇
 
「残す、去る」の意は古期英語「lfan(とどまらせる)」から、「休暇」の意は古期英語「lēaf(許可)」から派生したもの。
それぞれ異なる語源を持つ英単語です。