おすすめの勉強場所一覧

勉強を進めたくても、場所選びに悩んでいませんか。受験勉強に励む高校1年生から受験生まで、理想の勉強場所に迷う人は多いようです。
さらに今は新型コロナウイルス感染拡大の社会的影響が大きく、外出が不安という人もいるでしょう。

そこで本記事では、健康を守りながら勉強できるおすすめの外出場所について解説します。

それぞれのメリットやデメリットを踏まえつつ試してみると、最適な学習環境が見つかるでしょう。外で勉強するうえで便利なアイテムもまとめてみました。

カフェ

落ち着いた場所で勉強したくてカフェを選ぶ人も多いでしょう。
実際にカフェは集中しやすい音楽が流れていますし、自宅と違ってテレビのような誘惑もありません。

大手のカフェチェーンならコロナの感染防止策も施されているので、安心できるでしょう。

しかし注文したものにお金を払わなければならず、混雑時は騒がしいというデメリットにも注意です。
カフェで勉強するメリットとデメリットを2つずつ紹介します。

メリット1:集中しやすい音楽が流れている

カフェで勉強するメリットは、集中しやすい音楽が流れていることです。

音楽のおかげで気分がリラックスして、勉強中の集中力も上がりやすいでしょう。

音楽は、ジャズ、ボサノヴァ、イージーリスニングが多いといえます。

落ち着いた雰囲気のBGMなら、店内は上品な雰囲気です。学習環境としては有意義でしょう。

ジャズやボサノヴァのような落ち着いた音楽はカフェに似合っており、学習環境としても素敵に仕上げてくれます。

メリット2:自宅と比べて誘惑が少ない

カフェは自宅と比べて誘惑が少ないのもポイントです。自宅にはテレビや漫画、ゲームなどのさまざまな誘惑があり、勉強しているはずがついついそちらに夢中になる人もいるでしょう。

しかしカフェなら自身が持ち込んだものしか使えないので、誘惑を絶つ効果があります。

公共の場所で勉強するとなると、あまりだらけていると人の目が気になるでしょう。カフェは一人でだらけすぎてはいけない空気があるので、勉強に集中するにはもってこいです。

娯楽の誘惑を断ちながら勉強したいなら、カフェを選んでもよいでしょう。

デメリット1:混雑していると長時間は居づらい

カフェは長時間居づらいケースもあるのがデメリットです。公共の場所である以上、お客さんが集まって混雑する場合もあります。

その状況で長時間とどまり続けるのは、マナー違反のおそれがあるでしょう。

自宅とは違い、カフェに長時間いるなら周囲のことも考えなければいけません。
たとえばコーヒー一杯だけで長時間居続けると、店員も不審に思うでしょう。

このようにカフェで勉強をするには、時折周囲の状況も見極めながら、切り上げるタイミングを考えなければなりません。

デメリット2:出費があるので何度も利用できない

カフェはお金の関係から、何度も利用できません。店を訪れたらメニューを注文しなければならず、それに対してお金も払わなければいけないからです。

無料の水だけで済ませて店を出るわけにはいきません。

自宅だけで勉強をすれば、食べ物や飲み物にお金はかからないでしょう。

しかしカフェはお店が作ったものをいただくので、それに対するお金を払う必要があります。そのため何度もカフェを利用していると、出費がかさんでしまいます。

金銭面のリスクを考えると、カフェは週1回のようにピンポイントで利用すべきでしょう。

図書館

図書館はただ勉強するだけでなく、参考資料を交えて分からない問題を調べられるのが特徴です。

静かで集中しやすいメリットもあるでしょう。ただし勉強目的での来館を断る場所もありますし、混雑時は落ち着かないかもしれません。

またコロナ対策で2021年1月現在は、ほとんどの場所で長居ができないのも難点です。

図書館で勉強するメリットとデメリットをまとめました。

メリット1:参考になる本を入手しやすい

図書館で勉強すると、参考になる本を手に入れやすいというメリットがあります。

教科書や参考書で分からなかった部分を別の本で調べることも可能です。

図書館の規模が大きいほど、勉強の内容と関連する専門書も多いといえます。

以上から参考資料を入手しやすいという点で、図書館は学習環境として有意義でしょう。

メリット2:静かなので集中しやすい

図書館は静かなので集中しやすいというメリットもあります。基本的に私語ができないので、館内が静かになりがちです。

自宅のようなテレビやゲームの誘惑もなく、じっと勉強に集中できる点では、カフェと似たところがあります。
勉強だけでなく、読書にも集中できることが図書館の良いところです。

毎日自宅で勉強している人も、時には図書館のような静かな環境に移動してみましょう。集中しやすい空間で勉強がはかどるからです。

デメリット1:勉強目的で使えないケースがある

図書館によっては勉強目的で使えないケースもあるので注意しましょう。
本を借りるのがメインである以上、勉強目的での利用を断っているところもあります。

図書館を利用したいと思ったら、勉強目的で使えるか事前にチェックしてください。

勉強自体ができても、自宅から参考書を持ち込めないケースもあります。

水分補給を目的とした飲み物も持ち込めないなど、ある程度の制約に気をつけてください。

また2021年1月現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ほとんどの図書館では一定時間以上にわたりとどまれないルールもあります。

そのため長時間集中して勉強したい人は使いこなすのが難しそうです。

図書館の利用にはさまざまな制約がある点に注意しましょう。

デメリット2:混雑している時間帯は要注意

図書館でも混雑している時間はうるさく感じるかもしれません。特に国立図書館のような大規模なところは利用者が多く、話し声が起きやすいといえます。

雑音が多くて自宅より勉強に集中できない人もいるでしょう。

図書館によっては自習スペースがありますが、周りでうるさいと思ったら場所を変えられます。
自身で静かなポジションを見つけることで対処できるでしょう。

図書館も時間や場所によっては混雑していることがあるので、静かな雰囲気を求めるなら勉強場所を変える必要もあります。

公園

公園も勉強場所として選択肢に入ります。太陽の光に当たることでやる気が引き立ち、集中できるかもしれません。

コロナ対策の観点でも、見晴らしの良い屋外なので密を避けての勉強に最適です。ただし天気に左右されたり、遊び声がうるさかったりするデメリットに注意です。

公園で勉強するメリットやデメリットも見ていきましょう。

メリット1: 晴れた日に行くとやる気が上がりやすい

晴れた日の公園で勉強すると、日光によってやる気が上がりやすいでしょう。

日光によって幸せホルモンのセロトニンが活性化し、やる気に良い影響を与えるからです。

たとえば草地でテキストを広げて勉強することで、見晴らしの良い開放感のおかげで気楽に学習できます。

スマートフォンやiPadを使い、ネットで授業を聞くのも、屋外の方が集中できるという人もいるでしょう。

太陽に照らされながら勉強することで、やる気が引き立つかもしれません。

メリット2:誘惑が少ない

公園も誘惑が少ないのがメリットでしょう。テレビのようなデジタル機器が公園にはほとんどないからです。

また公園は自然的なものが多いのもポイントです。風が吹いたり、水が流れたりする音を聞けば、心が癒されます。

リラックスした気持ちになって、勉強に集中しやすい効果もあるでしょう。

公園は誘惑が少ないだけでなく、自然的な要素が多い環境なので、落ち着いて勉強するには最適です。

デメリット1: 天気に左右される

公演は屋外なので天気に左右されるのがデメリットです。雨の日は勉強道具が濡れるので行けません。

夏季によくある大気の状態が不安定な日も、突然の雨に注意が必要でしょう。

また風が強い日も本を読みづらいといえます。
気温の高い夏は熱中症のリスクもありますし、冬は寒すぎて勉強に集中できないこともあります。

このように公園は屋外である以上、天候次第では勉強場所に使えません。事前に天気予報は降水確率を調べてから、公園に向かうか判断しましょう。

デメリット2: 遊ぶ人の声がうるさいことも

公園で遊ぶ人の声がうるさいのが気になるのもデメリットです。雑音にさらされて、かえって集中できない人もいるでしょう。

たとえば遊具が近くにあると、子どもの遊び声や泣き声が聞こえて集中力が切れるかもしれません。

スポーツやランニング目的で利用する人も多いといえます。週末になると公園に来る人も多くなり、静かな環境が望めないでしょう。

公園にいる人が多いと、声や雑音がうるさくて勉強に集中できません。
その場合は自宅に帰るか、カフェや図書館のような別の場所への移動が望ましいでしょう。

公民館

公民館も勉強場所としておすすめです。自習用のスペースがあるだけでなく、友人と一緒に利用できるメリットがあります。

本来は教育機関の一種なので、ほとんどの場所でコロナ対策が行き届いていて、現在のような有事でも安心です。

ただし設備が古くなりすぎていたり、利用時間に制約があったりすることに注意です。公民館で勉強するメリットやデメリットもまとめてみました。

メリット1: 自習用のスペースがある

公民館では自習用のスペースがあり、空いていれば自由に利用できます。

ここなら自分のペースで勉強しやすいでしょう。場所によっては図書室もあるので、補足資料として本を読めるのも大きいといえます。

公民館の自習室は無料で使えるので、コストを気にする必要もありません。

カフェのように人が集まりすぎることもないので、静かな雰囲気で勉強しやすいといえます。

勉強場所を変えて気分を変えたい人にとっても、自習用スペースがある公民館は最適な環境です。

メリット2: 友人と一緒に勉強できる

公民館は友人と一緒に勉強できることもポイントです。

利用者が少なければ、隣同士の自習スペースを使えます。勉強に必要な情報交換がすぐにできるメリットが望めます。

住所が離れていても一緒に勉強しやすいことも、公民館の良いところです。

中学や高校生にとっては、勉強に集中しながら、友人と思い出を作る機会にもなります。学校帰りに宿題をするうえでも使えるでしょう。

公民館は大人から子どもまで、仲間と一緒に勉強する場としてふさわしいでしょう。

デメリット1: 設備が古くなりすぎていると要注意

公民館は、場所によって設備が古くなりすぎているのがデメリットです。

歴史の長い公民館だと、同じ備品が数十年にわたって使われているケースもあります。

その場合はイスや机がガタガタしたり、傷ついたりしているかもしれません。こうした備品の使いづらさから、勉強にかえって集中できない人もいるようです。

イスや机のダメージが大きくて満足に使えない場合は、スタッフに申し出るとよいでしょう。

公民館を訪れるときは、新しい部品を使っているかの事前チェックが重要です。

デメリット2: 早朝や夜は利用できない

公民館は24時間いつでも利用できません。特に早朝や夜になると閉まっていることがほとんどです。

事前に営業時間をチェックすることで、訪問すべき時間帯が分かります。

人によっては早朝や夜の方が勉強に身が入りやすいでしょう。

しかしその場合でも、開放している午後でないと公民館を利用できません。理想の時間でないことで、かえって勉強に身が入らないことも考えられます。

早朝や夜は利用できないという時間的な制約が、公民館のデメリットです。

外で勉強するのに便利なアイテム

カフェや図書館など外出先で勉強するには、タブレットやeラーニングが有用です。

タブレットはスマートフォンよりもサイズが大きいので、ダウンロードしたテキストやオンライン授業が見やすいでしょう。

eラーニングはデジタルサービスの一種で、ダウンロードすることで勉強に関するサービスを利用できます。

タブレットとeラーニングを外出時に持っていくメリットをまとめました。

タブレット

タブレットは外出先の勉強に理想的です。
画面ひとつでテキストやメモを表示できるので、ノートや参考書を使うよりスペースの節約になるでしょう。

iPadのように信頼性の高いタブレットを使えば、手軽に勉強の準備ができます。

複数の画面表示を使って授業動画やオンラインテキストを使い分けられるのもポイントです。これにメモ用のノートを合わせれば、手軽に勉強を進められます。

カフェや図書館で勉強するうえで、タブレットは便利です。

eラーニング

eラーニングはタブレットさえあれば、アプリとしてダウンロードして利用できます。
オンライン完結で勉強できるので便利でしょう。

タブレットひとつでテキストや授業動画を利用できるので、荷物の節約にも役立ちます。

片づけも楽になるでしょう。早朝や夜の時間にもアクセスできるので、好きなときに勉強できる環境もポイントです。

コロナの影響で外出できない際も、eラーニングひとつで自宅で勉強できるメリットもあります。
自分のペースで勉強を進めたいと思ったら、早速eラーニングを使ってみましょう。

まとめ

自宅以外の勉強場所としておすすめなのは、カフェ、図書館、公園、公民館の4種類です。

どれもコロナ対策が行き届いていて、勉強に集中しやすいメリットがあります。ただし公共の場所として環境に左右されるデメリットにも気をつけて利用しましょう。

タブレットやeラーニングを使えば、さまざまな場所で勉強を進められます。
オンライン授業をはじめさまざまなコンテンツを使い、自分のペースで学習できるのもポイントです。

eラーニングで特におすすめなのが、フォーサイトが利用するManaBunです。

オンライン授業やテキストの質が高く、定期テストから大学受験までさまざまな資格に対応しています。自宅だけでなく、外出先での勉強にもManaBunをぜひ利用してみてください。

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