勉強にまつわる名言の一覧

志望校合格を目指して勉強しなければいけないと分かっていても、努力を続けるのが辛いと感じていませんか。

しかし人生で成功している有名な人のほとんどは、長い間努力を続けています。その中で名言を生み出している有名人もいるのです。

有名人が生み出した名言は、メディアを通じて世界中に広がります。自身を奮い立たせるためだけでなく、悩んでいる人にとって未来への活力にもなるのです。

今回は勉強のモチベーションを上げられるとっておきの名言をまとめました。

目次

やる気が出る名言を心に刻もう

これまでの日本や世界の歴史では、数多くの有名人が名前を残しています。

その誰もが、不断の努力で功績を残しました。有名人が残した名言を胸に刻むことで、目標に向かって進む気持ちも強くなるでしょう。

今回は特に印象的な17の名言をピックアップします。名言を残した人物の時代や国籍もさまざまなので、今回の記事で努力に対するさまざまな考え方も学べるでしょう。

勉強が辛くなったら有名人の名言を思い出して、自身を奮い立たせてください。

おすすめの名言17選

本記事では、勉強中の方におすすめの名言を17にわたり紹介します。
どれも辛いときや、心が折れそうになったときに思い出すと、「頑張ろう」と思えるものばかりです。

勉強を辛いと感じる人も多いようですが、名言によって辛いことを乗り越える大切さも分かるでしょう。乗り越えた先の希望も見えてくるかもしれません。

1.「できると思えばできる、できないと思えばできない。これは、ゆるぎない絶対的な法則である」byパブロ・ピカソ

パブロ・ピカソはスペインの画家です。これまで「アヴィニョンの娘たち」「ゲルニカ」などの名作を残してきました。

20世紀の芸術家に多大な影響を与えた人物で、オリジナリティにあふれた芸術スタイルで今も語り継がれています。

そのなかでピカソは「できると思えばできる」という名言を残しています。
いかに自分にとって難しいことであっても、「できる」と信じ続けることで夢を叶えられる可能性を語っているのでしょう。

今、勉強をしている人たちも、合格できると信じ続けることが大切です。

2.「小さいことを重ねることがとんでもないところに行くただ一つの道だ」byイチロー

イチローは言わずと知れたプロ野球選手で、現役生活において通算4367本のヒットというギネス世界記録を残しています。
世界を股にかける活躍をしており、インパクトのあるプレーが記憶に残る人も多いでしょう。

イチローの名言で印象的なのは、「小さいことを重ねることがとんでもないところに行くただ一つの道だ」です。

これは自身が偉大な記録を達成できたのは、素振りをはじめとした練習をコツコツと積み重ねることだったという意味になります。

勉強でも、テキストを1ページずつ、1問ずつこなすという積み重ねを続けましょう。それは志望校合格に限らず、社会に出てからの活躍、ひいてはあなたの幸せにつながるからです。

3.「人って誰しもが、上手くいかなかったときとかに、ちょっと疑うと思うんですね。その時に、いかに自分を信じることができるか」by本田圭佑

本田圭佑は日本人ながら世界的に活躍するプロサッカー選手です。
選手に限らずカンボジア代表のGM兼監督になったり、日本全国にサッカースクールを開校するなど幅広く活躍しています。

ここで紹介する名言は、うまくいかなかったときのモチベーションの保ち方を知るうえで参考になるでしょう。

勉強においては確認テストの点数が思ったより低くて、落ち込んでしまう人もいます。
しかし本田選手の名言を思い出せば、うまくいかなくても絶望することなく、地道に間違いを正して目標に近づこうという考え方ができるでしょう。

4.「あきらめないことだ。一度あきらめると習慣になる」by斎藤茂太

斎藤茂太は精神科医でありながら、数々の旅行記が話題になりました。
父は歌人の斎藤茂吉で、文才を受け継いだともいわれています。「モタさん」という愛称でも親しまれていました。

斎藤が残した名言に「あきらめないことだ。一度あきらめると習慣になる」があります。

人間は困難に直面するとつい逃げ出したくなりますが、そこで本当にあきらめてしまうと、脳にそれがインプットされて慣れてしまうという戒めです。

どんなに合格までの道のりが長くても、決して諦めてはいけません。最後までできることを成し遂げることが重要です。

5.「生きるとは呼吸することではない。行動することだ」byジャン・ジャック・ルソー

ジャン・ジャック・ルソーは18世紀の思想家で、『社会契約論』や『人間不平等起源論』の出版で功績を残しました。

彼の平等主義思想は、当時「フランス人権宣言」のきっかけになるなど、影響力の大きさも語り継がれています。

彼は生きることについて「行動すること」と語りました。目標に向かって動くことが人生の神髄であることを教えてくれます。

志望校合格への努力になる行動を積極的に選ぶことで、いきいきとした人生を送れるというメッセージでしょう。

6.「私に特別な才能はありません。非常に強い好奇心を持っているだけです」byアルベルト・アインシュタイン

アルベルト・アインシュタインはドイツの物理学者です。すべての質量をエネルギーに変えられるという「相対性理論」を発見し、原子力研究のきっかけを作っています。

アインシュタインが残した名言は、自身には特別な才能はなく、たぐいまれな好奇心が功績につながったことを示しています。

これは勉強にも通じるでしょう。医学部や文学部、教育学部など、学部学科はさまざまです。
自身が何に興味があって何を目指すのかを再確認するとよいでしょう。

7.「天才?そんなものは決してない。ただ勉強です。方法です。不断に計画しているということです」byオーギュスト・ロダン

オーギュスト・ロダンは19世紀のフランス人彫刻家で、「考える人」をはじめ数多くの名作により「近代彫刻の父」とも呼ばれました。

彼が残した名言には、「不断に計画しているということ」というフレーズがあります。

いかなる目標でも、そこに向かって一心不乱に努力する大切さを感じ取れるでしょう。

目標をひとつ達成しただけで満足せず、次なる目標に向かってさらなる努力をする姿勢が重要です。

勉強でも我を忘れ、一心不乱に努力する気持ちがカギなのかもしれません。

8.「新しいことを勉強してると世の中は怖くありません。何もしないで、じっとしているから、怖くなるんです」by林家彦六(八代目林家正蔵)

林家彦六は伝説の落語家で、八代目林家正蔵として名を馳せました。『彦六伝』『ステテコ誕生』などの名作落語を残し、多大な功績を残しています。

彦六が残した名言も、勉強することの大切さを物語っています。
新しいことを学ぶことで、視野が広がる素晴らしさを意味しており、勉強に通じるものがあるでしょう。

これから志望校合格に向けて、勉強を始める人には、彦六の名言が心にしみるでしょう。

9.「もっとやれば、もっとできる」byウィリアム・ヘイズリット

ウィリアム・ヘイズリットは、19世紀初めに活躍したイギリスの文学批評家です。

ジャーナリストを務めたほか、多数の雑誌にエッセイを残しました。ウィリアム・シェイクスピアの劇やイギリス詩など、文学界でさまざまな批評を行っています。

ヘイズリットが残した名言はシンプルですが、もっと努力をすれば、もっと良い結果を残せることを訴えています。

勉強においても一度目標を達成したことで満足せず、もう一段賢くなるという気持ちを持ち続けるのが大切でしょう。それが博識な自分を手に入れるための道です。

10.「私が後悔することは、しなかったことであり、できなかったことではない」byイングリッド・バーグマン

イングリッド・バーグマンは、スウェーデン出身ながらヨーロッパとアメリカで活躍した女優です。

1956年の『追憶』、1974年『オリエント急行殺人事件』など数々の名作映画で活躍しました。

バーグマンが残した名言は、挑戦することの大切さを訴えるものです。

勉強においても必要な勉強が足りなくて不合格になると、後悔してしまうでしょう。そのときも原因は勉強をしなかったことであって、勉強ができなかったことではありません。

限られた時間の中で、最大限の努力をする大切さを、バーグマンは我々に伝えてくれます。

11.「入試のプレッシャーに負けない自信。明確な根拠のある自信。それを得るためにはひたすら勉強するしかない」by桜木健二

桜木健二は漫画『ドラゴン桜』に登場する弁護士です。
漫画では桜木が経営破綻した私立高校を建て直すため、落ちこぼれの生徒を東大に入学させることを目指すストーリーが話題になりました。

作中で桜木は自信を得るためには、不断の努力として勉強が大事であることを語っています。

現実の勉強においても、残された時間を最大限勉強につぎ込むことで、自分に自信をつけられるでしょう。

大学入試の本番で落ちそうと不安になったときは、桜木の言葉を思い出してみてください。

12.「ステップ・バイ・ステップ。どんなことでも、何かを達成する場合にとるべき方法はただひとつ、一歩ずつ着実に立ち向かうことだ。これ以外に方法はない」byマイケル・ジョーダン

マイケル・ジョーダンは、90年代にアメリカで活躍したバスケットボール選手です。その功績から「バスケットボールの神様」とも呼ばれました。

彼は「ステップ・バイ・ステップ」という名言を残しており、何事も一歩ずつ着実に進むことでしか上達しないという意味です。

勉強においても、テキストを1ぺージずつ、問題は1問ずつ確実に解くことが大切です。
それが100、1000、1万と積み重なることで、新しいことをマスターできるでしょう。

13.「苦しいという言葉だけはどんなことがあっても言わないでおこうじゃないか」by高杉晋作

高杉晋作は幕末の長州藩士であり、半江戸幕府勢力の中心であった藩の一員として、活躍しました。
彼が残した有名な名言は、「苦しい」という言葉を使わないというシンプルなものです。

高杉が仕える長州藩は、当時幕府の打倒に全身全霊をこめていました。その中で彼が言ったことは、これから迎える戦いに向けて、決して気が引けてはならないという決意でしょう。

ネガティブなことを言うと、思考力が下がって余計に勉強から逃げ出したくなります。

大学受験の合格のような大きな目標を達成するまでは、決して「苦しい」と言わずに戦い抜く決心が必要でしょう。

14.「難しいからやろうとしないのではない。やろうとしないから、難しくなるのだ」byセネカ

セネカはローマ帝国の歴史上の人物です。皇帝ネロの家庭教師としても語り継がれており、作家としても『人生の短さについて』『心の安定について』など人生の教訓となるものを多数残しています。

セネカから紹介する名言は、挑戦することの大切さを語ったものです。難しいことから逃げてはいけないという戒めでもあるでしょう。

大学入試に向けた勉強には難しい内容もたくさんあります。しかし難しいからといって投げ出さずに、根気よく理解することが重要です。

15.「ほんとうの競争相手?それは自分自身」byウィルマ・ルドルフ

ウィルマ・ルドルフは50年代から60年代にかけて活躍したアメリカの短距離選手です。

しかし彼女は小児麻痺に侵された過去があり、それを克服したうえでさまざまな功績を残しました。

ルドルフの名言である「ほんとうの競争相手?それは自分自身」は、彼女の波乱に満ちた人生を象徴しています。勉強も戦いであり、自分に勝つことが大切です。

そうした意味では、ルドルフの名言は、困難な挑戦の最中にある人にとって身にしみるでしょう。

16.「山は西からも東からでも登れる。自分が方向を変えれば、新しい道はいくらでも開ける」by松下幸之助

松下幸之助は、歴史的な実業家です。23歳で松下電気器具製作所を設立し、この会社は現在パナソニックとしてグローバルに活躍しています。

松下が残した名言の中では「山は西からの東からでも登れる」という言葉が印象的です。

これは視野を変えながら物を考えると、新しい発見があるという教訓で、さまざまな場面で考えさせられるでしょう。

勉強においても、問題の解き方を変えてみたり、勉強方法を変えたりすることで効率が良くなることがあります。さまざまな視点から問題と向き合ってみましょう。

17.「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」byトーマス・エジソン

トーマス・エジソンは、アメリカの歴史的な発明家です。「発明王」とも呼ばれており、生涯において蓄音機や電球を作り出したり、歴史上初めて電気の事業化に成功するなど多大な功績を残しました。

彼が残した「1%のひらめきと99%の努力」は有名です。勉強においても答えをひらめく力も重要ですが、それ以上に毎日の時間を努力に注ぎ込むことで、夢が叶うでしょう。

大学受験をきっかけに人生を変えるのも、大部分は努力のおかげです。エジソンの名言は頑張ることの大切さを教えてくれます。

まとめ

以上17の有名人の名言を紹介しました。

このように名言はあらゆる人の心を動かします。努力が辛くなったら名言を思い出して、モチベーションを再び呼び起こしましょう。

あなたがお気に入りの名言を胸に刻みながら、毎日の活力としてくれることを願います。

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