勉強のやる気を出す方法4選+α
勉強しなければと分かっていても、やる気が出ないと悩んでいませんか。やらなければいけないことが多いのが辛く、投げ出したくなる人もいるでしょう。
勉強のやる気は、さまざまな方法ですぐに出せます。
効率の良い勉強を考えたり、環境を整えたりすることで、勉強へのモチベーションを上げられるでしょう。今回は勉強のやる気が出る方法を4つにまとめました。
やる気を出す方法
勉強でやる気を出す要素には4つがあります。「環境、効率、切り替え、集中力」です。
これらのどれがひとつ欠けても、勉強が苦しくなり、ついつい逃げ出してしまうかもしれません。
たとえば勉強しようと思っても、環境がふさわしくないとモチベーションは上がらないでしょう。
効率が悪いと1時間あたりの勉強量が少なく、期待どおりの上達ができない自分に失望するかもしれません。
気持ちの切り替えも、勉強に対する意欲を毎日続けるうえで重要です。
集中力を長くもたせたいなら、それにふさわしい仕掛けを自分で作りましょう。このように環境、効率、切り替え、集中力の4つをバランス良く働かせることが大切です。
環境を整える
まずは勉強の環境についての解説です。やる気を上げるには、学習環境を整えることから始めましょう。環境を整える方法を4つにまとめました。
いらないものを視界から排除しよう
勉強環境を整えるには、いらないものを視界から排除することが大切です。
テレビやゲームのような娯楽との関連性が強いものが近くにあると、誘惑されてそちらに夢中になってしまいます。
テレビの電源は消しておき、ゲームをはじめ余計なものは片づけ、部屋をきれいにしましょう。
スマートフォンで勉強中なら、「他のアプリやサイトには一切アクセスしない」というようなマイルールも徹底してください。
勉強と関係ないものが視界に入れないことを徹底すれば、環境整備ができます。
机をきれいにして勉強しやすい環境に
勉強に使う机はきれいにしましょう。物が散らかっているよりも、整理整頓された机の方が、スッキリした気持ちで勉強しやすいからです。
たとえば雑誌や漫画は、勉強に関係のないことが多いのでしまいましょう。参考書でもその日使う予定がなければ、本棚や引き出しに収めてください。
余分なものがないきれいな机の方が、気分良く勉強を始めやすいといえます。
観葉植物でリラックスするのもおすすめ
物の少ないきれいな部屋が勉強しやすいと考える人もいるでしょう。
しかし実際には観葉植物のようにアクセントのある物を置けば、リラックスしやすい環境になります。
観葉植物に期待できる効果は、リラックス、消臭などです。部屋の中の余分な臭いを消すことで、勉強しているとは清潔な部屋にいると実感できます。
これに加湿器か空気清浄機が加わると、汚れを気にせずに勉強に集中できるでしょう。
観葉植物のような自然のものを置くことで、スッキリした気分を味わえ、勉強のモチベーションに好影響でしょう。
文房具と一冊のテキストを分かりやすいところに置こう
勉強をすぐに始めたいなら、文房具と一冊のテキストを分かりやすい場所に置いてください。
机の上に最低限の勉強用具を置くことで、準備で気力を使いすぎず、集中しやすくなります。
文房具はシャーペンと消しゴム、テキストは一冊だけが机の真ん中に置かれていると、学習をスタートしやすいでしょう。
テキストが複数あると、手をつける方で迷ったり、使っていない方が気になって集中力に影響します。
机の上はきれいでありながら、勉強に最低限必要なものだけは揃っているという状態が、手っ取り早く学習をスタートできるでしょう。
効率を考える
勉強を本格的にするなら、効率が良くなる方法も考えましょう。
効率が良いと、一度の勉強だけで進むページ数が多くなり、限られた時間でもたくさんのことを覚えられるからです。
小さな目標達成やオンライン学習の活用などで、要領良く学習を進められます。
小さな目標達成を繰り返す
小さな目標達成を繰り返すことで、効率良く勉強を進められます。
最終目標だけでなく、途中の目標をいくつもクリアするという成功体験が、やる気を続けさせるからです。
たとえばテキストでいうと、1カ月以内に進めるページ数や、特定のカテゴリを完全に覚えるまでの期日設定をしましょう。
「〇月〇日までにテキスト20ページ目まで進める」、「〇月〇日までに新しい英単語を1000個覚える」のような目標を複数作れば、最終目標までの道のりが分かります。
小さな目標を作ると、そこへ向かって勉強を集中させられるでしょう。以上から小さな目標をクリアする成功体験を積み重ねれば、効率もやる気も上がります。
オンライン学習を使おう
効率の良い勉強がしたいなら、オンライン学習を使ってください。時間を問わずにプロの教えを受けられるとして、近年人気だからです。
好きな時間帯に勉強ができるので、効率良く進められるでしょう。オンライン学習では一度の授業時間も限定的です。
たとえばフォーサイトが提供するeラーニング「ManaBun」は15分一区切りとしています。
オンライン学習を利用すれば、状況を問わずに勉強できるので、スキマ時間を使って質の高い学習におすすめです。
分からないところを特定する
ある程度勉強が進んだら、分からないところを特定しましょう。
自身の苦手なポイントを重点的に勉強することで、効率良く弱点を解消できるからです。
難しい単元の勉強を進めていると、何度やっても理解できない弱点が分かるでしょう。
ここを重点的に勉強する時間を1~2日集中させることで、模試や本番に向けて得点力をアップさせられます。
分からないところが見つかったら、その部分の情報を整理する時間を作りましょう。
スキマ時間を活用する
効率良く勉強を進めるには、スキマ時間の活用が大切です。
通勤時間や寝る前などのちょっとした時間を勉強に使うことで、1週間や1カ月あたりの学習量を増やせます。
何もしていないときは「勉強」という行動を選べば、トータルの学習時間を増やせるでしょう。
スキマ時間に分からない問題を数問でも解き直すだけでも、気分がスッキリして次回の勉強へのモチベーションをもてます。
スキマ時間を積極的に使えば、限られた時間で質の高い勉強をする方法を身につけられるでしょう。
切り替える
環境や気持ちの切り替えで、勉強のやる気がアップします。勉強場所や時間帯を適度に切り替えることで、気分を新たにしてモチベーションの活性化につながるでしょう。
他にも休憩やストレッチを交えることで、気分をリフレッシュさせたり、疲れた頭を元気にしたりできます。
勉強中の切り替えについて4つのポイントをまとめました。
勉強する場所を適度に切り替えよう
勉強するときは自分の部屋が多いようですが、時には場所を変えてみませんか。
たまにはリビングや図書館などに移動して勉強すれば、気分転換にもなるでしょう。
人によっては図書館のような静かな環境で勉強する方がリラックスできます。
リビングならほど良い生活音があったり、水分補給のためのお茶や水を取りに行きやすいメリットもあるでしょう。このようにさまざまな場所を試して、勉強しやすい環境を探りましょう。
勉強する場所を時折変えることで、気持ちを切り替えながら学習を進められます。
たまには勉強する時間帯を変えるのも効果的
場所だけでなく、勉強する時間帯を変えるのも効果的です。
マンネリを感じてきたら、テキストを開く時間を変えることで気持ちを切り替えられます。
たとえば毎朝1時間勉強しているなら、日曜日だけは夕方に勉強してみるというように、普段と違う習慣を試すのが効果的です。
勉強する時間帯を変えることでメリハリが出やすいでしょう。
以上から勉強場所に限らず、普段と違うときに勉強するだけでも、新鮮な気持ちを感じられます。このことがモチベーションのキープにつながるでしょう。
適度な休憩で気持ちを切り替える
勉強は一度に長時間続けようと思わず、適度な休憩を交えることが重要です。
少しの時間だけでも勉強から離れることで、ストレスをコントロールしやすくなるでしょう。
休憩時間は5~10分程度にとどめ、冷たい飲み物や甘いもので頭をスッキリさせるのも良いでしょう。
ただし休憩時間が長すぎると勉強への意欲がなくなるので、再開するタイミングが来たらすぐに取りかかってください。
それでも適度な休憩を交えることで、勉強に対するやる気を保ちやすいでしょう。
ストレッチも効果的
休憩中はストレッチも効果的です。勉強時は座席に着いて同じ体勢でいることが多いので、体がこわばってストレスになります。
休憩中に体を動かすことで、頭も体もリフレッシュできるでしょう。
勉強時に同じ姿勢を取り続けていると、筋肉が凝り固まります。呼吸が浅くなって頭に回る酸素が少なくなれば、物覚えも良くなりません。
しかしストレッチで体をほぐしてあげれば、筋肉のこわばりや疲れを和らげるので、体も心もリセットできます。
勉強における休憩中の過ごし方は、ストレッチがおすすめです。
集中力を上げる
勉強でやる気を上げることは、いかに長く集中させるかがカギになります。
面倒くさがりでも一度の勉強時間を短く区切って学習量を増やしたり、勉強前の瞑想で集中力を上げたりできます。このような集中力を上げる行動を4つまとめてみました。
一度の勉強時間を短く区切ると集中力アップ
一度の勉強時間を短く区切れば、面倒な勉強もこなせるようになります。
同じ2時間でもぶっ通しでやり続けることや、30分を4つに区切ってこなすことでは、後者の方が気持ち的にも負担になりません。
勉強時間を短く区切り、休憩を交えながら進める形式に「ポモドーロ・テクニック」があります。これは「25分勉強+5分休憩」のように、適度に勉強と休憩時間を織り交ぜながらこなすしくみです。
勉強と休憩の繰り返しを4ターン終えたら、30分~1時間のまとまった休憩を取りましょう。
勉強と休憩を適度に繰り返すポモドーロ・テクニックのように、面倒くさがりでも時間の使い方次第で集中しやすくなります。
勉強前に瞑想をしてみよう
勉強前の瞑想も効果的です。1分間やるだけでも効果が出るので、忙しい人にもおすすめできます。
平坦な場所にあぐらをかき、目を閉じてください。そのときは鼻でゆっくりと呼吸しましょう。
息を吐くときは吸うときの2倍になるように意識してください。瞑想で邪念を排除してから勉強に臨むことで、集中力が向上します。
勉強前の瞑想のおかげで、毎日の義務をポジティブに考えられます。
集中力アップには深呼吸も効果的
集中力を上げたいと思ったら、深呼吸でも効果があります。深く息を吸ったり吐いたりすることで、脳に酸素を与え、勉強に集中しやすくなるからです。
やり方としては、まず腹式呼吸で約4秒間息を吸ってください。同じ呼吸法で約8秒間、ゆっくりと息を吐き出しましょう。
これを5回繰り返すだけで十分です。通勤電車の中でも実践できるので便利でしょう。
深呼吸を習慣にすることで、ストレスをコントロールしやすくなり、勉強の集中力が上がります。
勉強はキリの悪いタイミングで中断に
勉強を中断するときは、キリの悪いタイミングでやってみましょう。これは「ツァイガルニク効果」という、達成できなかったことが記憶に残りやすい心理現象に基づいています。
テキストを進めている間も、ページの途中で終えればキリの悪さが気になるでしょう。そう思うとまた続けたくなる心理が働きます。これが再開のきっかけにつながり、勉強が進むのです。
ツァイガルニク効果を狙って、ページの最後までではなくその途中で勉強を中断してみましょう。途中のページを早く終えなければという使命感から、勉強への取りかかりが早くなります。
やる気、集中力向上にManaBun
やる気や集中力を向上させたいと思ったら、eラーニングの「ManaBun」を使ってみませんか。
フォーサイトが運営している学習アプリで、バーチャル講師や確認テストなど、eラーニングならではの取り組みが充実しています。ManaBunの特徴についての解説です。
フォーサイトが運営する新感覚の学習アプリ
ManaBunはフォーサイトが運営する学習アプリです。定期テストから大学受験までさまざまな資格勉強に対応しています。
どれも一括ダウンロードやオンライン授業など、自宅完結で勉強できるようにツールが充実しています。
ManaBunのeラーニングは、スキマ時間の活用に効果的でやる気が出やすいでしょう。勉強へのモチベーションを高めたいなら、ManaBunを積極的に使ってみてください。
バーチャル講師や暗記合格カードで勉強に集中しやすい
ManaBunではバーチャル講師や確認テストなど、さまざまな仕掛けで勉強が楽しくなります。
本物の講師だけでなく、バーチャル講師が登場してオンライン授業を展開してくれます。ManaBunアプリでは、確認テストにアクセスでき、いつでも学んだことの再確認が可能です。
ManaBunではeラーニングを楽しめるコンテンツが充実しているので、勉強がはかどりやすいでしょう。
まとめ
勉強のやる気を出すには環境を整え、効率の良い勉強法を実践することが重要です。
他にも気持ちの切り替えや集中力を上げるようにも取り組みましょう。「環境、効率、切り替え、集中力」の4つのポイントから、やる気の出せる習慣を作ってみませんか。
効率的な勉強がしたいなら、フォーサイトが提供するeラーニング「ManaBun」がおすすめです。
こちらならオンライン授業が15分で一区切りなど、忙しい時間でも少しずつ学習を重ねられます。
eラーニングの力でストレスなく勉強に専念できるので、やる気が出なくて悩んでいる人に効果的です。
これから勉強を始めたい方にはお試し登録がお勧めです。