模試を活用した、勉強計画の立て方

受験とはいうけれど、まずは何を始めたらいいんだろう。そんな疑問や不安をもつ受験生は意外と多いのではないでしょうか。そこで私からは、模試をペースメーカーとして活用した、勉強計画の立て方について紹介していきます。模試は、全国レベルでの自分の位置を知ることができる大切な機会です。ですが、ただ模試を受けるだけではもったいないです。模試を受ける前に自分に合った目標を定めることで、先を見据えた受験勉強を行うことができるのです。

 

模試を受ける前に…

1.受験本番で何点取るのかを決める

まずは志望校の合格最低点や偏差値を調べましょう。その結果をもとに、受験生の中でどれくらいの位置で合格したいかなどを考慮しながら、自分は受験当日に何点とるのかを決めます。これで何をするべきかは定まりました。あとはその点数を取れるよう、勉強していくだけです。

 

2.自分の位置を知る

とはいえ、それがなかなか難しいのです。この勉強方法で本当に大丈夫なのか、やみくもに勉強を続けていても、不安が募るばかりです。そこで、次のステップ、2.自分の位置を知る、に移ります。一番簡単なのは志望校の本番レベル模試を受け、その点数を目安にすることですが、開催されている大学も限られている上、年に数回しか行われておらず、そう都合良くはいかないでしょう。そこで、これまでに全国模試を受けたことがある方はその模試のレベルと偏差値から、模試を受けたことがない方は自分の学校の偏差値とその中での自分の順位から、今の自分の力では何点取れるのか、予想してみてください。そこが今のあなたの位置です。あとで修正していけばいいので、大まかで構いません。

 

3.残りの模試の回数から、次の模試の目標を決める。

受験までにあと何回模試を受けられるのかを考慮して、次の模試の目標の点数や偏差値を決めていきます。時間的に可能であれば、残りの模試のすべてで目標を定めましょう。例えば、入試本番で200点取りたいが、今の自分の実力は50点、残りの模試の回数は2回のとき、(あくまで例ですが)次の模試で100点、その次の模試で150点を目標にすることができます。模試の時期なども踏まえなければならないため、点数や伸び具合を均等に割り振る必要はないですが、具体的な数字を定めることで、見通しが立ち、気持ちが楽になるはずです。

 

模試を受けた後は、問題の復習をすることはもちろんですが、自分の位置を再確認し、必要があれば目標を修正していきましょう。一回で完璧なものは立てられる人はなかなかいません。また、仮に目標が達成できなかったとしても、次に立てた目標を達成すれば良いわけですから、気落ちせずに頑張りましょう。

 

以上が模試をペースメーカーとした計画の立て方です。模試の復習の仕方や毎日の計画の立て方は別コラムにまとめてありますので参考にしてみてください。

 

最後に

いくつかの模試には判定が出てきます。その判定はあくまで、その模試が本番だった場合の合格可能性、を示しています。でも、その模試は入試ではありません。大切なのは、結果がどうであれ、模試を利用して自分のやる気を向上させることです。それができればあなたの勝ちです。受験は長期戦。志望校合格という長期目標を達成するために、模試をうまく活用してみてください。